【住宅ローンの審査に落ちる(盲点)】~団体信用生命保険~
不動産を購入する為に住宅ローンを借りる場合、まず最初に住宅ローンの事前審査と言うものを大抵は行います。
この審査でお客様の年収や借入等を審査し、個人情報にブラック等の傷はないか、返済比率は問題ないか等を調べます。
ここでOKだったお客様は、その後の住宅ローンの本申込もほとんど問題なくOKになります。
しかし、ここで審査は問題ないのに住宅ローンが借りられないという事が起きる場合があります。
それは何かというと団体信用生命保険に加入できない場合です。
団体信用生命保険とは、住宅ローンの契約者が返済中に亡くなったり、高度障害の状態になった時に、ローンの残債を肩代わりしてもらえる住宅ローン専用の保険の事です。
この保険への加入が、お金を貸す条件になっている銀行がほとんです。
従って、住宅ローンの本申込は問題ないが、団体信用生命保険に加入できない為に審査が駄目だった方が結構いらっしゃいます。
この保険に加入できない方というのは、一言でいうと健康に問題がある方です。持病があったり、癌にかかっていた場合等です。
不動産業者も住宅ローンの審査の時に、お客様の収入や借入ばかりに気をとられこの保険の事を忘れてしまう場合が多々あります。
ですので、健康に不安がある方は、ぬか喜びを避けるためにも住宅ローンの審査の前に健康状態の事を不動産業者に伝えるのも1つの手かと思います。