函館不動産 侏儒の呟き

函館で約20年間不動産業界に身を置いており、お客様に対する本音と建前の矛盾に日々奮闘しています。20年間函館の不動産に携わる者として、函館の不動産状況やお客様に言えない本音の部分について独りで呟いております。

【人口減少と解体業者】

 函館市の人口は年々減少しております。2019年現在で約25万人となっております。

 

 函館市による将来の人口推移を見てみると、2030年には約21万人、2040年には約17万人になるそうです。

 

 そうなると函館の不動産は、これから空家がどんどん増えていくと思います。

 

 2015年2月26日から施行された空家対策特別措置法によると、函館市に特定空家と判断された場合は、撤去・修繕等の指導や勧告をされてしまうそうです。

 

 そして、家屋があることで優遇されていた土地の固定資産税が最大で6倍になってしまうそうです。

 

 ちなみに函館では、家屋がある土地でその家屋が無くなってしまった場合、土地の固定資産税が大体2倍から3倍に増えます。

 

 

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 毎年の固定資産税が2倍から3倍に増えてしうのは、今のご時世かなり苦しいと思います。従って、これから函館ではどんどん空家が増えるので解体更地渡しの土地売買が増えると思います。意外と解体業者は儲かる仕事かもしれません。