【購入申込の後で気付く事】

　お客様を物件に案内して、購入申込をもらった後に物件のマイナス部分を教えられたり、気付く事が稀にあります。

　経験から言うと物件に越境があった、瑕疵があった、設備に不具合があった等、購入申込をもらう前にお客様に伝えておきたかった内容のものが多いです。

　自分が媒介取得したり仕入れた物件ならば、物件調査を自分でしているので大丈夫ですが、他社の物件であったり、自社の物件であっても他の人間が担当していた物件だと稀にあります。

　問題は、その事をお客様にどのタイミングで伝えるのかと言う事と、どのように伝えるのかと言う事だと思います。

　ここで選択を間違うと、申込が破棄になったり、契約中にキャンセルになったりします。

　仮になんとか上手に伝えて契約を無事に終えたとしても、後出しで伝える形になってしまうのでお客様の信用を多少下げてしまいます。

　従って、契約が無事終わっても気を抜かずに、後出しでお客様に伝える事になってしまった分、いつも以上にお客様の役にたてるよう知識と経験を総動員してお客様に尽くす必要があると思います。自分の身を守る為にも必要だと思います。