【増改築のローン】~リフォームの住宅ローン控除~
住宅ローンと聞くと新築や中古物件購入した時に、ローンの年末残高の1%が戻ってくる制度と思っている方が多いと思います。
この住宅ローン控除で忘れがちですが、増改築つまりリフォームを行った時にもこの制度が使えます。
中古物件を購入する方の中には、リフォームを行う方も多数いらっしゃいます。そのリフォームの額が数百万円になる場合は、申請した方がお得かと思います。増改築の住宅ローン控除を受ける為のおおまかな要件は下記の通りです。
・自分の所有するマイホームの増改築である事
・増改築後の床面積が50㎡以上である事
・工事費が100万円を超えるもの
・取得後6ヶ月以内に入居する事
・床面積の2分の1以上がマイホームに使用されている事(店舗とか含む場合)
・住宅ローンの返済期間が10年以上である事
・その年の収入が3,000万円以下である事
・過去3年間に居住用財産に関わる税制上の特例を受けていない事
です。更に細かい要件が幾つかあるのですが、普通の一戸建の住宅であれば上記の要件をクリア―していれば大丈夫かと思います。ちなみに、工事内容で屋根外壁塗装やクロス貼替等の軽微なリフォームは対象にならないそうです。
中古物件を購入した時にリフォームを行う時は、国土交通省に確認してみるのも良いかと思います。