函館不動産 侏儒の呟き

函館で約20年間不動産業界に身を置いており、お客様に対する本音と建前の矛盾に日々奮闘しています。20年間函館の不動産に携わる者として、函館の不動産状況やお客様に言えない本音の部分について独りで呟いております。

【頼み事】

 

 お客様(売主様又は買主様)の中には、契約の最中にいきなり契約には無い頼みごとを相手(買主様又は売主様)にしてくる方がいらっしゃいます。

 

 頼み事イコール相手の不利益になる事です。もちろん相手はそれに同意すれば良いのですが、同意しない場合がもちろんあります。

 

 そうなると後は不動産業者の采配によって契約の行方が左右されます。もちろん、契約には無い頼みごとなので断ることもできるのですが、断る事によってその後の契約進行に影響し、契約自体が無くなってしまう可能性もあります。

 

 しかも、その物件が大きい価格の物件で有れば有る程、不動産業者は考えます。ここは自分が引き受けた方が良いのではないかと。

 

 頼みごとなので内容的には不動産業者が引き受ける事が可能なものが多いです。しかし、不動産業者には肉体的もしくは経済的に多少の負担が付きます。

 

 それを不動産業者は自分の中にある天秤にかけて判断します。わたしも新人の頃、それを引き受けたばかりに3~4時間を犠牲にして肉体労働をした事がありました。

 

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 250万円の仲介手数料の為に、2つの残置物の撤去をしてきました。このような仕事も不動産業者の仕事の1つと、割り切ってやるか、やらないかは個人の判断によるのですが、自分で対処できる事ならば自分で対処するのも勉強になって良いのではないかと思います。